現代社会では、感情に起因する消化器系の不調がよく見受けられます。
私たちはバランスが取れている時、慈悲の感情を持ち、他人と気持ちを分かち合うことや、他人の気持ちや経験を思いやって適切に対応することができます。でもバランスが崩れている時は、他人の態度や感情に振り回されてしまいます。同情や共感が過ぎていませんか?そのことで、自分の本心や真に必要なことを見失っていませんか?または、自分の気持ちでいっぱいいっぱいで、他人の気持ちを考える余地がなくなっていませんか?
このようにバランスが崩れた状態になると、胃の経絡や胃に関わる筋肉のバランスも崩れます。
胃の調子が悪い方は、もしかするとこういった感情のストレスが原因かもしれません。
いつからどういう時に調子が悪くなるのか、どのような感情が関わっているのかなど、思い返してみてはいかが?
そうすることで、何らかの気づきが得られるかもしれません。