なぜ、一部だけでなく
“全体のつながり”をみるのか?
――ひとつだけ変えても、戻ってしまう理由
ひとつの悩みに、いくつもの層が関わっている
悩みの場面では、体、気持ち、考え、つぶやいている言葉、頭の中の動き、過去の出来事、エネルギーの状態などが、互いにつながって動いています。
たとえば、人から何か頼まれたとき。
胸のあたりがざわつく。相手の顔色を見る。「断ったら嫌われるかもしれない」という言葉が浮かぶ。肩に力が入る。気づいたら、引き受けている。
ひとつひとつは別のことに見えても、実際には、ひとつながりの流れとして起きています。
一部だけ変えても、戻りやすい理由
気持ちが揺らぐと、体がこわばる。
体が重いと、考えも沈みがちになる。
考えが沈むと、人との関わりがぎこちなくなり、また気持ちが揺らぐ。
体をゆるめることも、考え方を見直すことも、それぞれに意味があります。
ただ、それはつながりの一部です。流れの全体が残っていると、同じ場面になったとき、また同じ流れが立ち上がります。
全体のつながりを、ひとつの流れとしてたどる
あり方メンテナンスセッションでは、体だけ、気持ちだけ、考えだけを取り出して扱うことはしません。
その場面で立ち上がっている一連の流れを、変えようとはせず、起きているとおりにたどりながら、ヒーリングを行っています。
ある反応が変わると、それにつながって別のところが動き、また次の反応が現れる。そうして、その流れごと外れていくのを、最後まで見届けます。
その場面で、体や気持ち、考えなどがつながって成り立っている状態の全体を、ここでは「あり方」と呼んでいます。

