なぜ、決めたあとも、
何度も思い返してしまうのか?
――考えすぎてしまうのは、思わず着てしまう一着のせいかもしれません
決める前も、決めたあとも
何かを決めようとすると、あれこれ考えて、なかなか決められない。
やっと決めても、「でも、失敗したら」「でも、こう思われたら」「でも、もっといい方法があったかも」と、何度も思い返してしまう。
考えすぎてしまう人が本当に困っているのは、決められないことだけではありません。
自分の判断に確証を求めて、決める前も、決めたあとも、結果が出るまで確かめ続けてしまうことです。
それは性格ではなく、そのとき思わず着てしまっている一着から起きていることかもしれません。
防弾チョッキを着たまま、決めようとしている
たとえば、内側で防弾チョッキを着込んでいるとき。まわりを警戒して、「失敗しないように」「嫌われないように」と、頭の中で何度も確かめたくなります。考えすぎてしまうのは、考える力が足りないからではありません。そのとき着ている一着が、警戒させているのです。
合わない一着を思わず着てしまうくせが外れると
合わない一着を思わず着てしまうくせが外れていくと、頭の中が静かになり、軽くなっていきます。
頭だけではありません。気持ちも、体も、軽くなっていきます。
すると、感覚や直感が浮かんでくるようになります。
そして、浮かんだものに「でも」がつかなくなります。
浮かんだものを、そのまま受け取って、そのまま動けるようになります。
もう、確かめなくていい
自信がついた、というのとも違います。
自信には、証拠が要ります。でも、確証を求めない状態には、証拠が要りません。
その場その場で、自分の持っている力や知識、使えるものを、自然に選んで使えるようになります。
「こうしなければ」という枠が外れるほど、選べる幅は広がります。

なんとなく選んだことが、あとから見ると、いちばん良い選択だった。
そういうことが、増えていきます。
考えないのではありません。考えすぎる必要が、なくなるのです。
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