自己解決へとサポートするコミュニケーションスキルについて
(以前の名称は‟自己解決へと導くコミュニケーションスキル”。より特徴を表す名称に変更しています。)
これは悩みや上手くいかないことがある人が、自分で解決していけるようにサポートするコミュニケーションスキル。つまり、エンパワメントするスキルです。
ですから、「話を聞くだけ」「励ます」「出来ているところを認める」「アドバイスをする」「対処法を伝授する」といった従来のカウンセリングとは異なります。
自己解決へとサポートするコミュニケーションスキルの6つの特徴は以下の通り。
1.自分の中にある自分に合った答えを見つけられるようにサポートする
全ての答えは自分の中にあります。自分で答えが分からないのは、自分一人では答えに気づけない状態にあるだけ。基本的にアドバイスをしたり、対処法を伝授する必要はありません。アドバイスや対処法はそれを言う人にとっての最善の答えであり、サポートされる人に合う最善の答えとは限りません。
2.心から共感し、真の理解者になれる
様々な観点で状況を把握することにより、どんなことであっても心からの共感し、真の理解者になれます。
3.信頼関係が構築される
互いに共通理解、共感しながら話が進めていく中で信頼関係は自然に構築されます。カウンセリングをするには信頼関係を構築してからという話もありますが、誰とでも出来る当たり障りのない話をしても信頼関係は構築されませんし、そのために時間を割く必要はありません。
4.サポートされる人自身が自分の盲点や潜んでいた気持ちに気づき、自分に合う解決策が見い出せる
サポートされる人自身、様々な観点から振り返ることで新たな観点で状況を捉えたり、無自覚だった気持ちに気づき、自分に合った解決策が見出せます。
5.サポートされる人自身が自分を認めたり、受け入れられる
様々な観点からの状況把握が進むと自分自身を認め、受け入れられるようになります。大事なのは他者から認められることではありません。人から認められても、自分自身が自分を受け入れられていなければ、他者から励まされたり、認められても、それに心から同意し、受け入れることはできません。
6.サポートされる人の自己効力感、自己肯定感が高まる
サポートされる人は自分で解決したという認識を持ち、自己効力感や自己肯定感が高まります。
この自己解決へとサポートするコミュニケーションスキルは、2つのセミナー(ベーシックとアドバンス)にて段階的に学んでいただけます。
なお、このコミュニケーションスキルは誰にでも役立ち、誰にでも習得可能。カウンセリングや心理学などの知識がなくても大丈夫です。特にカウンセラーの方、対人援助職の方、人材育成や教育に関わる方、子育て中の方、人のサポートをしたい方などにお勧めです。
各セミナーの詳細については以下の通り。
自己解決へとサポートするコミュニケーションスキル~ベーシック~はこちら
自己解決へとサポートするコミュニケーションスキル~アドバンス~はこちら